カムイ伝全集 第一部 13

カムイ伝全集 第一部 13 (かむいでんぜんしゅうだいいちぶ013) / 白土三平(作)
内容紹介
▼第1章/山盗り(二)▼第2章/陣屋▼第3章/共鳴り(一)▼第4章/共鳴り(二)▼第5章/見分▼第6章/突破クズシ▼第7章/朝露 ●主な登場人物/カムイ(忍びとなった夙谷の民。公儀隠密として日置藩の謎を探り当てた結果、命を狙われる運命に)、正助(才覚あふれる農民の若き指導者)、笹一角(草加竜之進が本名。もと日置藩次席家老の子。流浪の果てに、木の間党首領となり権力者打倒を目指す) ●あらすじ/絶えざる権力争いに加え、逃散を実行した農民騒動などの責を問われ、ついに改易となった日置藩七万石。天領となった日置に赴任した代官は、なんと藩の元次席家老の遺児・草加竜之進であった。彼は農民たちの統率者・正助と協力して領内再建につとめ、やがて日置領は豊かさに満ちていく。だが身分制廃止や村受け新田開発など、あまりに急進的な改革は、さらなる権力との闘争を余儀なくされていき…。 ●その他の登場人物/スダレ(かつての一揆の首謀者・苔丸。夙谷に正体を隠して住む)、ナナ(カムイの姉で、正助の妻)、一太郎(正助とナナの子)、佐平次(もとアグリ領の農民)、ゴン(正助の友)、弥助(カムイの父)、ダンズリ(正助の父)、小六(娘の非業のために精神異常となった農民)、青木鉄人(アテナの養父。秘剣・鉄人流の開祖)、中島鉄之助(一角に従う手代)、橘一馬(もと日置藩目付の息子)、橘玄蕃(魔剣・無人流の達人。一馬のおじ)、横目(夙谷の頭)、キギス(横目の下人)、夢屋七兵衛(金の力で権力に対抗しようとする商人)、イタミ屋(江戸の御用商人。日置の綿の専売権を狙う)、アテナ(故・露木鉄山の娘。薙刀の名手)、水無月右近(剣の達人だが、剣を捨て浮浪する男)

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