養護施設を追われた少女

最終巻
完結
養護施設を追われた少女 (ようごしせつをおわれたしょうじょ) / 榎本由美
内容紹介
お母さん、ごめんなさい…。 フライパンで殴打されても ダンボール箱に閉じ込められても 9歳の少女は、母の愛がほしかった…。 愛人と同棲中の実母が 里親家庭から娘を連れ戻したのは 奴隷のようにこき使うことが目的だった。 部屋の外から釘を打ちつけたゴミ屋敷に監禁された天音。 トイレでの排泄も許されず、異臭漂うブルーシートの部屋で 血を吐いても、顔が歪んでも 愛人に去られた腹いせに荒れ狂う母の暴力は終わらない。 血を分けた我が子に 人間はここまで残酷になれるのか…? 「児童養護施設の子供たち」で衝撃を与えた著者が 満を持して描く児童虐待の闇!

シリーズ作品