そばもんニッポン蕎麦行脚 17
完結
内容紹介
矢代稜は名人と謳われた祖父より江戸そばの技術を伝授された男。
自由にそばを打ちたいと店を構えず、車にそば打ち道具を積み、
東へ西へ放浪の日々。今回は出雲蕎麦を丁寧に取材し、江戸蕎麦との
対比を見事に描きつつ、松江の地を深く愛したラフカディオ・ハーンの生き様
にも触れた「出雲そばルネサンス」、神田藪そばの魅力を掘り下げた
「神田藪そば年代記」ほか9編を収録。本格日本蕎麦の味を読んで
お楽しみください。