なぜか笑介(しょうすけ) 25

完結
なぜか笑介(しょうすけ) 25 (なぜかしょうすけ025) / 聖 日出夫
内容紹介
●あらすじ/異動の季節。食品事業部内でもさまざまな憶測が飛び交い、課員たちも気もそぞろ。笑介も、地方支社にいくのではと同期の加藤や高山たちに脅される毎日だ。人事部勤務の今日子も、周りに人事情報を聞かれても口を開かない。そんなある日、食2の小塚課長が急に元気がなくなった。事業部内で唯一業績が不審の食2ということもあり、岩田や笑介たちは小塚課長も異動ではと考える。3月1日、いよいよ人事異動発令の日。掲示板には食品事業部の大幅な異動命令が出ていた…(第1話)。▼異動の社員たちが新部署に配属されてきた。夏目新次長は、小言幸兵衛の異名どおり、着任そうそう課員たちにお小言をいい始める。一方食3には仙台支社から伊藤が着任してきた。支社時代に牛肉担当だった伊藤の教育係には、牛肉担当の加藤が任せられた。さっそく二人は挨拶回りを始める。得意先のひとつ至徳スーパーへ出向くが、そこは加藤が3か月も輸入牛肉を斡旋しているが難航している企業だった。その至徳スーパーが和牛フェアを開催することになり、さっそく伊藤に仙台牛の発注を依頼する。加藤は、その仕事を伊藤に任せた。伊藤は仙台支社に行き、仙台牛の確保に成功する。至徳スーパー側からも信頼を得られ、伊藤は至徳に輸入牛肉も扱ってもらうよう頼むのだが…(第2話)。

シリーズ作品