なぜか笑介(しょうすけ) 18

完結
なぜか笑介(しょうすけ) 18 (なぜかしょうすけ018) / 聖 日出夫
内容紹介
●あらすじ/野球のペナントレースの話題に花を咲かせている食品3課。高山は相変わらず巨人が優勝と決め込み、加藤は広島に決まりで、中日は×という。だがそんな中、いつもは中日の悪口を言われると「包丁をおったてて食ってかかる」ほど反論する岩田が話にノッてこない。妙に思った高山は岩田の異変について笑介に尋ねるが、「江戸食品がビルをおっ建てますけど」とチグハグな答えが返ってくるばかり。その江戸食品のビル建設情報は、笑介が営業にいったときの雑談から仕入れたものだったのだが、実は資材部と建設部でさえ知らない重要な情報で、結局スクープを物にした笑介の株が上がる形となった。高山は社長賞ものと大はしゃぎ。一方、最近岩田は得意先のコーヒーショップに繁盛に顔を出している様子。さて、この岩田の行動は…(第1話)。▼見積書を高山に提出した笑介は、金額を倍増するようにいわれる。先方はいつも半額まで値切るところで、しかも笑介が駆け引きベタというのがその理由だった。その午後、岩田はなぜか不機嫌だ。理由を聞くと以前笑介が提案した、中元用冷凍キングサーモンの宅配サービスの企画がダメになりそうなのだ。キングサーモンは食2が手配することになっているのだが、新しく赴任した小塚新2課長がその話は前任から聞いていないというのだった。そこで笑介と岩田先輩は、国内業者からキングサーモンを集めようとするが、なかなか折り合いがつかずにいた。そこへデパート関係者が広報室に追加注文をしに来社する。笑介は断ることなく、その注文を受けてしまう。是が非でもサーモンを手に入れなければならない。その話をきいた小塚課長は、安い紅鮭ならあるとふたりに持ち掛ける…(第4話)。

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