なぜか笑介(しょうすけ) 17

完結
なぜか笑介(しょうすけ) 17 (なぜかしょうすけ017) / 聖 日出夫
内容紹介
●あらすじ/上司の言葉には“ハイハイ”と調子を合わせる高山に対して、イエスマンになるもの楽じゃないという、課員たち。そんなある日、室町食品では試験的に販売したウーロン茶が好評だと竹下取締役から聞いた笑介は、素直に喜ぶ。そこで竹下から、当然五井物産社内でもそのウーロン茶を飲んでいるんだろうと尋ねられ、あせる笑介。会社では総務が配る煎茶に決まっていたのだ。話を聞いた高山も、得意先の商品ということで食品事業部内だけウーロン茶を入れてもらう事に賛成する。ただ条件は、大橋取締役をくどくことだった。実は、大橋取締役は煎茶しか飲まないのだ。しかも竹下とは仲が悪く、笑介が何度もウーロン茶を飲むように頼むが応じてくれない。そんなとき、竹下が大橋取締役に会いに五井物産にくると連絡が入り、二人に出すお茶で課員たちは迷う…(第1話)。▼仕事上、もっと自分をアピールすることも必要だと高山に注意されている笑介。一方、食3には、入社式を明日に控えた笑介の大学の後輩・小森久美子が入社の挨拶に来ていた。彼女が就職活動のときに食3の課員たちが何かと彼女の面倒をみていたのだ。出張などで不在なことを理由に、いいように久美子に雑務を手伝ってもらう食3課員たち。久美子は、次々に頼まれる仕事を断ることもなくこなしていた。しかし高山は、「新人は断る勇気を持って、いかに自分の存在をアピールするかが大切」と教える。入社式当日。社長の挨拶が終ると、久美子は社長にある質問をする…(第6話)

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