人間交差点 25

完結
人間交差点 25 (ひゅーまんすくらんぶる025) / 弘兼 憲史(画)/矢島 正雄(作)
内容紹介
刑事の片田は、殺人事件の容疑者として、元・オリンピック選手の天野ゆりかを追い、故郷の佐渡までやってきた。そこで彼は、ゆりかの祖母のところに何度も出向き、話を聞き続けるが、祖母はいつも400年前の武将の話をするばかりなのだった…(第1話)。▼証券会社に勤めていた17歳の時に、貿易会社社長の近江にスカウトされた西田。近江に憧れていた彼は、近江のようになるべく研鑽をつみ、今、近江の後をついで社長業をこなしている。だが、何故自分は、社長に見初められたのか、あの頃の近江と同じ年齢となり、西田は疑問をおぼえるのだった(第2話)。▼幼い頃、母は週に一度、自分と妹を、別居する父のもとに連れてきた。その時の母の悲しそうな姿に「母は父と会うのが嫌なのだ」と思った息子は、父のところから戻り「もう父がこなくていいと言った」と母に嘘をつく。だがそれが結果的に、父の死を招くことになってしまった。その苦い経験を持つ男は、今、父となって、嘘をつくことの恐さを息子に教える(第3話)。

シリーズ作品