炎炎ノ消防隊(34)

最終巻
完結
炎炎ノ消防隊(34) (えんえんのしょうぼうたい034) / 大久保篤
内容紹介
全人類は怯えていた──。何の変哲もない人が突如燃え出し、炎の怪物“焔ビト”となって、破壊の限りを尽くす“人体発火現象”。炎の恐怖に立ち向かう特殊消防隊は、現象の謎を解明し、人類を救うことが使命! とある理由から“悪魔”と呼ばれる、新入隊員の少年・シンラは、“ヒーロー”を目指し、仲間たちと共に、“焔ビト”との戦いの日々に身を投じる!! 燃え上がるバトル・ファンタジー、始動!! 大災害は完遂し、“アドラ”と同化した地球は黒く燃ゆる炎と滅びの星となった。絶望に降り立つはヒーロー・森羅万象マン! 人類が無意識の果てに望んだ“絶望”。その願いが成就したのだと語るハウメア。相対する森羅万象の救世主は、それでも“希望”を求め、人を超越した力を放つ。人類の代弁者・ハウメアの“絶望”と、神のごときシンラの“希望”の終末決戦!! 創世の時。ヒトは、絶つか、希うか。炎炎なる物語、堂々完結!!

シリーズ作品