昭和元禄落語心中(10)

最終巻
完結
昭和元禄落語心中(10) (しょうわげんろくらくごしんじゅう010) / 雲田はるこ
内容紹介
都内でただ一軒残っていた寄席が焼失。燃え盛る炎から救い出された八雲(やくも)は、なんとか一命を取り留めた。それから幾日が過ぎ、東京に訪れた春のある日。与太郎(よたろう)こと三代目助六(すけろく)は、小夏(こなつ)に宿った新しい命を知る。満開の桜の下、小夏が初めて八雲に伝えた感謝の言葉を、ラジオから流れる助六の「野ざらし」が温かく包む??。落語を愛し、落語とともに生きた八雲と助六の物語、ついに完結!!

シリーズ作品