昭和元禄落語心中(8)

完結
昭和元禄落語心中(8) (しょうわげんろくらくごしんじゅう008) / 雲田はるこ
内容紹介
八雲(やくも)が口にした「引退」の二文字。いつか来るその日を覚悟して、樋口(ひぐち)の案内で与太郎(よたろう)こと三代目助六(すけろく)が向かった先は、四国の温泉旅館・亀屋。因縁の地で甦った先代助六の「芝浜」があぶりだす、八雲の落語の深淵とは??? ある者は寄席を守り、ある者は再び高座を目指す。昭和落語の最後の灯が行く末を照らすその日まで??。

シリーズ作品