昭和元禄落語心中(5)

完結
昭和元禄落語心中(5) (しょうわげんろくらくごしんじゅう005) / 雲田はるこ
内容紹介
落語を捨てた助六(すけろく)が、暮らす田舎の温泉街。愛想尽かしたみよ吉(みよきち)は、子供を置いて出たっきり。「八雲(やくも)を継いで 落語なさい」。言って聞かせる菊比古(きくひこ)に、助六、ひねくれ駄々こねる。引っ張り出された場末の高座。それでも演れねぇはずがない。娘・小夏(こなつ)を笑わせて、も一度あの日の夢を見る??。八雲と助六篇、完結! そして物語は再び与太郎(よたろう)のもとへ??!

シリーズ作品